真壁石燈籠

茨城県

やすらぎを生む伝統の光

茨城県西部に位置する常陸三山(筑波、加波、足尾)、その懐に眠る硬質で堅牢な岩石で作ったのが真壁石燈籠です。石英・長石・黒雲母からなる花崗岩でおよそ60万年も前にできたといわれ、“こみかげ石”“常陸こみかげ石”とも呼ばれる石が原料です。高白土の色調をもつ真壁石燈籠は、堅牢さだけでなく、繊細優雅な彫刻に優れ、苔がつくことで一段と日本庭園等に優雅さと趣を醸し出します。