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Find the spirit of Japan.

世界遺産劇場とは

世界遺産劇場は、現在を生きる私たちと歴史的な日本の出会いを目指します。歴史的な日本、すなわち我々の父祖により築かれた日本の歴史は、豊かな情感、精緻な技術、そして潔い行動、に特徴づけられます。いま、世界に喧伝されている「クール・ジャパン」も、このような日本の歴史の特徴から生まれており、その特徴が集約されたのが日本各地の世界文化遺産なのです。

世界遺産劇場では、パワーあふれる歴史空間に、現在の日本の第一級アーティストが挑みます。そのライブには、悠久の日本の歴史と現代のアーティストの感性が出会い、スパークし、格闘し、融合し、その表現の中で、日本の文化の伝統が引き継がれていきます。すばらしいライブには人生が凝縮されています。緊張と高揚は瞬時に過ぎゆき、風化に耐えた記憶のみが残ります。しかしその記憶が明日を支え、私たちを勇気づけてくれます。

この緊張と感動に満ちたアートと歴史の出会いの時を、味わってください。たった一夜の、知的なエキサイトこそが、未来の日本を支えていくのです。併せてこの素晴らしい世界遺産を想い続ける努力を皆で続けていきましょう。

世界遺産劇場実行委員会

実行委員長 中西 進 (国文学者)
実行委員 ​林 省吾 (元総務省事務次官)
清水 潔 (元文部科学省事務次官)
本保芳明 (元観光庁長官)
西村幸夫 (日本イコモス国内委員会委員長、神戸芸術工科大学教授)
篠山紀信 (写真家)
老川祥一 (読売新聞社最高顧問)
リービ英雄(作家、日本文化研究者)
同 事務局長 有川雄二郎(SAPプロデューサー)

Contact

世界遺産劇場実行委員会事務局

〒112-0012 東京都文京区大塚5-3-13 ユニゾ小石川アーバンビル8階 株式会社エス・エー・ピー内

Tel : 03-6912-0945(平日10:00~18:00)
FAX : 03-6902-9996


文化遺産

明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石灰産業 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、山口県、岩手県、静岡県

19世紀後半から20世紀の初頭にかけ、日本の工業立国としての土台を構築した資産です。後に根幹産業となる造船、製鉄・製鋼、石炭と重工業分野において、西洋の技術が移転され、産業システムとして構築されていきます。

ル・コルビュジエの建築作品-近代建築への顕著な貢献 東京(国立西洋美術館)

ル・コルビュジエはパリを拠点に活躍した建築家・都市計画家です。その作品の中からフランス・日本・ドイツ・スイス・ベルギー・アルゼンチン・インドに所在する17資産が登録されています。近代の社会的、人間的ニーズへ対応した建築の新しいコンセプトを反映しています。

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 福岡県

4世紀から9世紀の古代祭祀の変遷を示す考古遺跡が、ほぼ手つかずの状態で遺されています。現在も宗像大社として続き、海上の安全を願う伝統が今日まで継承されてきたことを物語っています。

琉球王国のグスク及び関連資産群 沖縄県

15世紀前半、それまでの3王国を統一して琉球王国が成立しました。中国・朝鮮・日本・東南アジア諸国との交易を経済的な基盤として栄え、国際色豊かな独特の文化が特徴です。その特色を如実に反映している文化遺産が城(グスク)です。

石見銀山遺跡とその文化的景観 島根県

石見銀の採掘・精錬から運搬・積み出しに至る鉱山開発に関わる一連の施設から成っています。遺跡の中核は16世紀から20世紀にかけて採掘から精錬まで行われた銀鉱山跡とその麓の谷間に細長く存在する鉱山町です。その他、「港と港町」及びこれらをつなぐ「街道」が登録されています。

原爆ドーム 広島県

元は大正4年に広島県の産業の発展に貢献する目的で建設された、広島県物産陳列館でした。建物は原爆の爆心地から北西約160メートルの距離にあり、熱戦と爆風を浴びて大破・全焼。原爆や戦争の悲惨さ、平和の尊さを今に伝えています。

厳島神社 広島県

厳島は約30平方キロメートルの島で古くから主峰の弥山は崇敬の対象となり、島全体が神聖視されてきました。厳島神社はその入江の海の中に建てられている日本でも珍しい神社です。一度焼失したものの1241年に再建され、歴代政権の庇護の元、今日まで信仰されてきました。

姫路城 兵庫県

17世紀初頭の日本の城郭を代表する姫路城は、その白壁の美しい外観から別称を白鷺城と呼ばれています。木造の城郭建築群と城壁・土塀から構成される構造物が良く残っており、整備基本構想のもとに保存・整備が進められています。

紀伊山地の霊場と参詣道 奈良県、和歌山県、三重県

紀伊山地は標高1,000m~2,000m級の山脈が縦横に走り、年間3,000mmを超える豊かな降水量が森林をはぐくむ山岳地帯です。6世紀に仏教が伝来した以降は、真言密教を始めとする山岳修行の場となりました。10~11世紀頃には浄土宗の教えが広まり、紀伊山地はより重要な霊場となりましたた。

法隆寺地域の仏教建造物 奈良県

7世紀に聖徳太子によって建立された、世界最古の木造建築です。中国や朝鮮にも残存しない、初期の仏教建築様式が見られます。

古都奈良の文化財 奈良県

710年から784年までの日本の首都であり、この時代の中国(唐)との交流が日本文化の原型となっています。首都が京都へ移った後も宗教都市として繁栄しました。8の宮跡・寺院・神社が登録されています。

古都京都の文化財 京都府、滋賀県

794年から1868年の間、天皇が居所をおいた日本の首都であり、長く文化・経済・政治の中心として繁栄しました。17もの社寺と城が世界遺産に登録されています。

白川郷・五箇山の合掌造り集落 岐阜県、富山県

茅葺きの合掌造りの建物は3~5階からなり、1階は居室空間、2階以上は屋根裏部屋の寝室や作業空間となっています。住民は主に農耕、山林樹木の伐採・搬出を生業とし、屋根裏部屋では養蚕も行われていました。

富士山-信仰の対象と芸術の源泉 山梨県、静岡県

富士山は、標高3,776mの秀麗な山容を持つ円錐成層火山です。古くから噴火を繰り返したことから、霊山として人々に畏敬され、日本の「名山」として親しまれてきました。修験の道場として繁栄した一方で、多くの絵画作品に描かれた他、富士山を詠った和歌も多く残されています。

富岡製糸場と絹産業遺産群 群馬県

世界経済の貿易に影響を受けた19世紀後半から20世紀にかけて、高品質な生糸の大量生産に貢献した技術交流と技術革新を示しています。製糸とこれを支える養蚕の技術革新の過程を示す構成要素と共に、生糸を生産する過程全体を今日に伝えています。

日光の社寺 栃木県

1616年徳川初代将軍家康の霊廟として東照宮が、1636年には3代将軍家光の霊廟として大猷院が造営されました。またこの地には8世紀以来、男体山を中心とする山岳信仰の聖地であり、山麓や中禅寺湖畔には早くから社寺が営まれていました。

平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺産群 岩手県

11世紀~12世紀にかけて、奥州藤原氏により仏教に基づく理想世界の実現を目指して造営されました。平泉には4つの庭園が存在し、浄土思想の理想と、庭園・水・周辺景観の融合を例証しています。


自然遺産

小笠原諸島 東京都

東京から南に約1,000km 離れた位置にあり、紺碧の海と切り立った断崖に囲まれた大小30 ほどの島々からなります。これまで一度も大陸と陸続きになったことがないため、独自の進化の道を歩んだ固有種が多く住んでいます。

屋久島 鹿児島県

中央に、九州最高峰の宮之浦岳(1,936m)を主峰とする山岳が連座し、その山腹を多数の河川が深い谷を刻んで流れています。温暖多雨な気候で年間降水量は平野部4,000mm、山頂部で10,000mmを超えるといわれています。

白神山地 青森県、秋田県

青森県南西部と秋田県北西部の県境にまたがる標高約200m から1,250m 以上に及ぶ山岳地帯の総称です。世界自然遺産に登録されたのはこの白神山地の中心部に位置する約17,000ha の地域で、広大で原生的なブナ林が残されています。

知床 北海道

北海道の北東部に位置し、火山活動などによって形成された標高1,500m 級の急峻な山々、切り立つ海岸断崖、湿原・湖沼群などにより構成されています。海氷によってもたらされる大量のプランクトンが、海、川、森と繋がる知床の豊かな生態系の支えとなっています。

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